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人の心を一番動かす記事がGoogle検索の一番上に来る日(人を動かす言葉の事例)



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Googleの心は動いたけど、人の心が動かない記事

インターネットが登場し、ブログが誕生し、SNS全盛になり、誰もが自分の言葉を世の中に発信できるという意味で、素晴らしい時代になった気がします。

でも、ひとつ残念なことがあります。

実は、大多数の人が書いた記事は人々の目にほとんど触れることなく、インターネットという倉庫に眠っているのです。SEOを意識しないと。

とくに、記事のタイトルには神経を使います。どうしたら人に届くかではなく、どうしたらGoogleのアルゴリズムに喜んでもらえるか、苦慮するのです。

逆に言うと、SEOがうまくいけば、記事はGoogle検索の上位に来ます。だから、極端な話、Googleさえ意識すれば人に読んでもらえる

だから、Googleで検索すると最初の1、2ページ目は、大体どれも似たり寄ったりの記事で埋め尽くされるのです。

このままでいいのでしょうか。

心を動かす言葉とは何か。ひとつのエピソードから。

それはさておき、人を行動へと促すタイトルやキャッチコピーとは、どのようなものなのでしょうか。

コピーライターの間でよく知られている、こんなエピソードがあります。ある詩人と物乞いの話です。

  • [こんな感じの話です]

    ニューヨークに暮らす、詩人のブルトン。いつも通る街角に、今日もいつもの物乞いが座っています。こんな言葉が書かれたプレートと共に。

     私は目が見えません。

    彼に同情するような人はいません。都会の喧噪の中、人々はその存在に気づかないふりをして、素通りしていくのです。

    そして、物乞いのアルミ缶にはいくらかのコインが入っているだけ。

    ある日、ブルトンはそのプレートの言葉を書き変えてもいいか、物乞いに尋ねます。物乞いは、好きにしてもらって構わないと言います。

    チャリン、チャリン。

    ブルトンが物乞いのプレートに書かれた言葉を書き変えてからというもの、アルミ缶にどんどんコインが投げ入れられます。物乞いに励ましの声をかける人まで現れます。

    それから数日して、ブルトンが物乞いの元に来たとき、物乞いはそのプレートに何を書いたのかと尋ねます。そして、ブルトンはプレートの言葉を読みました。

     春はまもなくやってきます。
     でも、私はそれを見ることができません。

さて、Googleのアルゴリズムだったら、どちらの言葉を検索の上位に持っていくでしょうか

いまのところ「私は目が見えません」が1位で、後者は10ページ目といったところでしょうか。

おわりに

わたしたちが生きている間に、心を揺さぶられるような言葉、研ぎ澄まされた刀のように心を刺し通す言葉、人生を一変させるような言葉に、どれだけ出会えるでしょうか。

Googleのアルゴリズムが、そうした言葉たちを検索上位に持っていく日は来るのでしょうか。

人の心を一番動かす記事がGoogle検索の一番に来る日、人類は新しい時代を手にする。ルネサンスの時のように。わたしは、そんな気がしています。

魂のこもった文章が世界中に溢れ、人類の思考が磨かれ、人類が一段上の文明を手にする日。その日が到来するかは、検索アルゴリズムの進化にかかっている。そう思う今日この頃です。 

…ま、とか何とかいいながら、明日からはやっぱり「秋の食欲を確かに満たす、激うま料理10選」みたいな記事を書いてしまいそうな矛盾だらけの自分がいるわけですが。