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2017年版 | タイ国王死去から7ヵ月。喪中のタイ旅行は黒い服装が一番安全な理由。

 

2016/10/24にSmartNews(スマートニュース、スマニュー)で紹介されました。ありがとうございます。

タイは現在「喪中」。2017年10月まであと5か月(2017年5月現在)。

昨年2016年に、タイ国民から敬愛されていたプミポン国王が亡くなられ、タイでは国家的な服喪に突入しました。まずは、当時の様子を御覧ください。

普段のBTS(日本の山手線みたいな電車)

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出典 bangkok.com

 

2016年10月17日現在

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出典 VOA Indonesia

誇張ではなく、タイ全土が真っ黒になりました。それから半年が経ち、一般国民の喪の期間は終了したとはいえ、葬儀が今年(2017)の10月に控えているため、国民の服装は、黒もしくはダークカラーが推奨されています。で、実際はどうかというと、バンコクなどの中心部では、やはり黒一色です。

特に、公務員や、国営企業などの職員は法律で喪中が終わっていないため、黒服。さらに、そうした企業との付き合いのある会社の社員も黒を着用しているのです。そうすると、結果的に全員黒になるわけです。

この記事では、現在タイ在住の筆者が、出張でタイに行く方、観光でタイに行く方、双方にお勧めする服装をご紹介したいと思います。

なぜ、ビジネスマン、観光客は黒い服を着るべきか。

答えは、タイに訪問する人のマナーであり、無駄なトラブルを避けるためです。先日もAKBがバンコクでライブを行いましたが、衣装はどれもモノトーンでした。

タイの人たちは亡きプミポン国王を心から敬愛していましたので、仏教と王室の規定に則った喪中期間に敬意を払いたいと思っていますし、外国人にもそうしてほしいと願っています。

ですから、ビジネスや観光を心から楽しみたいなら、断然「黒」がオススメです。全身黒にする必要はありません。白+黒か、ダークカラー+黒がオススメです。

時々、パッションな色を見かけますが、下調べをしなかった一部外国人観光客です。アジア系では中国人が圧倒的です。行く先々で、色々と損をすることが多いと思います。

以下は、最新(2017年4月)のバンコクのBTSの様子です。

 

www.youtube.com

お気づきの方もおられるかもしれません。半年前の「全身黒」からは脱し、「半分黒」の方がかなり増えました。一部の観光客と思われますが、明るめの色の人は浮いていますね。そういう人に対するタイ人の心象は決して良くありません。

郷に入れば、郷に従えですね。

これからタイ国へ旅行する人は「言動」、「服装」にご注意を

そうでなくても、軍政になってからは、王室、政府に対する発言は一切しないのが身のためです。タイには不敬罪がありますから、要注意です。

やはり「言動」、「服装」の面で注意が必要です。

もっと知りたいという方のために、もう少し詳しく説明していきたいと思います。

ちなみに前回10月15日の記事

タイは外国人でも不敬罪が適用

日本人には、意外と知られていないのですが、タイ国では外国人でも不敬罪が適用されます。また、強い愛国心がある国ですので、黒い服を来ていない人への苛立ちが表面化するニュースも度々発生しています。

実際にリンチされたり、SNSで晒されるなどの事件も起きました。

さらに、赤や黄色はそれぞれ激しく対立している2大政党を表す色ですので、原色の赤や黄色などのTシャツを着るのは、命を危険に晒すようなものです。絶対にやめましょう。

「外国人だから関係ないだろ」は、危険が伴うと認識しておいたほうが良いでしょう。タイ政府は外国人に対して喪服の着用は求めていませんが、ダークカラーを推奨しています。

特に、日本人は同じアジア人。一瞬でタイ人と区別がつかないため、「喪に服さないタイ人」と勘違いされることもあります。無駄に絡まれたりしないためにも、黒いシャツ1枚着ておけば、タイ人の感情を傷つけることも無いでしょう。「郷に入れば郷に従え」。最低でもダークトーンの配色を心がけましょう(ちなみにポロシャツは、タイでは会社員のユニフォームというイメージがありますので、別の意味でご注意を)。

 

とりあえず、買っておいて損なし。Tシャツは一枚あれば万能。

襟付きはホテルや公共の乗物に乗った時の好感度が高い。長袖ならさらに◎。参考までに推奨シャツを乗せておきます。

 

女性ならシフォンブラウスのようなタイプが好感度◎。仏教国タイでは肩が見えないものがベターです。

また、黒のガウチョパンツに、白いシャツなら、タイを愛する観光客というイメージでこちらも涼しげで◎。参考までに。

グラビ、プーケットなどのビーチ。およびチェンマイなどの観光地

首都バンコクと地方都市では、黒服の程度が多少異なるのは事実です。

地方都市や農村部では、デニムパンツに黒いTシャツだったり、地味目の服やユニフォームだけど、国から支給された黒いリボン(喪章)を肩にしているといった具合です。

ビーチに行くなら、どんな水着がいいでしょうか。プーケットやグラビなどでも、黒、ダークカラーの水着が基本です(2017年4月)。派手な水着を持って来てしまい、結局黒シャツ、パンツを履いて泳ぐ人も少なくありません。

Tシャツも黒や灰がいいでしょう。ホテルやお店、公共の乗物で良い接客を受けたければ、ダークトーン。それも、肩などの露出がないものを選びましょう。とりわけ、プーケットやグラビはイスラム教徒が多いので、露出をできるだけ控えるのが、今の時節を楽しむ知恵だと思います。

なお、タイ北部の人気都市チェンマイに先日(2017年5月下旬)行きましたが、黒い服の人が少なく、全体の2割くらいで逆の意味で驚きました。

しかし、時折見かける、ピンクや蛍光色で目立っているのは、やはり「タイでイメージが悪い中国人」で、黒、灰、カーキー、ネイビーなどのダークトーンの服が標準なのには変わりありません。そうした礼節を守らない人への接客態度が如実に悪るくなるのは、なにもタイだけではないでしょう。

黒い服を着用していれば、当然ですが、対応も良い方向へグーンと変わってきます。

参考:国王死去後のタイ人のビーチファッション

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女子も露出控えめで

メンズはブラックなら街着にも使えます

いくら黒いシャツを着ても、バッグがカラフルでは詰めが甘い・・・ タイでは防水のバッグがオススメ

繁華街の状況

http://s.eximg.jp/exnews/feed/TokyoSports/TokyoSports_606249_798b_1_s.jpg

出典:エキサイト・東スポより ゴーゴーバーの様子

ネオンを落とし、女性たちも黒服というのが、繁華街の様子です。ネオンは復活しましたが、24時を超えることはありません。警察がうるさいですし、社会的に弱者の繁華街の女性たちは、周りから後ろ指を指されないよう、黒い服を着用しています。

今年の2月には、喪中にも関わらず、調子に乗りすぎたのか、警察と軍を巻き込んだ、大規模な摘発騒動がパタヤでありましたが、小規模な摘発は全国で行われています。

もちろんお酒の提供はすでに解禁されています。地味に営業といった感じでしょうか。バカ騒ぎは本当に命にかかわる時勢なので、気をつけましょう。

ゴルフコンペで日本人20人がタイ軍事政権に連行

昨年の10月31日にも、バンコク近郊のゴルフ場で日本人グループがゴルフコンペの打ち上げで大騒ぎ。見るに見かねたタイ人が怒りを抑えて通報。パスポートも不所持とあり、軍施設まで連行される騒ぎに。「国王死去にともなう服喪の礼節を保つよう」軍から厳重注意を受けました。

もちろんゴルフ自体は禁止ではありません。ウェアは灰、黒、白を基本にしたダークカラーを着用。打ち上げも、地味にやったほうがいいでしょう。

とにかく、タイの王様は日本で言うところの「現人神(あらびとがみ)」の立場です。その神様が亡くなったわけですから、バカ騒ぎやカラフルな服は、タイ人の感情を逆なでするだけなのです。

Source:http://www.newsclip.be/article/2016/11/08/31093.html

タイ観光局、日本大使館の要請

なお、「タイ国 政府観光局」は観光客に対し、次のように要請をしています。

多くのタイ国民は弔意を表すため、黒または白の衣服を着用しています。これは強制ではありませんが、可能であれば外出時には暗めの色の礼節をもった衣服をお召しになる事をお勧めします。

●不謹慎な言動や行動はご遠慮下さい。

お祝い事はプミポン・アドゥンヤデート国王陛下を偲ぶのに相応しい内容に変更される可能性があります。

● 会議・レセプションなどの屋内で行われる行事は、通常通りの開催です。

観光アトラクションは通常通りですが、国葬の会場であるワット・プラケーオ(エメラルド寺院)及び王宮は入場観光ができません。また、全ての交通機関、銀行、商業施設、病院、その他の公共サービスは通常通りご利用いただけます。

●旅行中及び旅行を計画している全ての方に対し、旅行会社や現地報道による定期的な最新情報の収集・確認をお勧めします。 

タイ王国へ訪問予定の方。観光旅行、駐在、ビジネス、ロングステイをお考えの方は、事前に「観光庁のホームページ」や「在タイ日本国大使館」の情報をチェックするようお勧めいたします。

しかし、名目GDPの11%が観光収入という現実を考えると、経済への打撃は大きいでしょう。

 

一部の邦人がバンコク市内で飲酒の上、このような配慮に欠く行動をとっていたとの例も散見されますところ、くれぐれもご留意の程、お願いいたします。(日本大使館情報)

とのこと。先程のゴルフ・コンペの例もしかり。こういう行為は日本人全体のイメージを悪くする危険をはらんでいます。本当にタイは親日国なんですから。

まとめ

これから、タイ国に行く人、滞在中の人は、

  • タイが服喪中であることを覚えておく
  • 服装には黒を取り入れ、明るめの配色は避ける。
  • 不謹慎な言動に注意
  • 特にタイ国や王室、政治関係の話をしない

ということを、心に留めておきましょう。そこさえ抑えておけば、微笑みの国タイランド、思う存分楽しめます。

最新情報が入り次第、随時更新したいと思います。

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